2006年01月28日

『ONELOVE,ONEDAY,ONELIFE!』の評。

順々に行きましょう。

Album総括:
人間は、遠い昔から、一生を一日に例えてきている。
古代エジプトでは、スフィンクスの出すなぞなぞなどがその良い例だ。
(『朝は四本足〜』ってやつね)
ただ、実際に一日が一生、であったらどうだろうか?そんなカゲロウみたいなことは、私ら人間にはありはしないのだが、その一日のうちに、精一杯生きて、友と語らい、恋をして…きっとボーっとしている時間なんて取れないのではないか?
ただ、今回のCOSのAlbumは、そういうコンセプトを基に作られているので、じっくり聴いてみると、改めて一枚のAlbumが一日の流れとして作成されている、と輪駆は感じたわけだ。
というわけで、その流れに沿って一曲づつ紹介していくことにする。
(このAlbumに関しても、曲順をいじって聴く聴き方はあまりオススメできないなぁ、『NaturalBeauty』がそうだったように…)

T1:「希望が丘の風」(新曲)
 もちろん、一曲目ということで、大別すると「朝」になるのだが、もっと細かく分けると、「夜明け」という方が正しいだろう。
まだ日が昇る前をイメージさせる虫の声(自然の音→ケースヶ録音)から、勢いのあるサウンドにのせて、一日の始まりを思わせる出だしは「さぁ、これから一日が始まるぞ、でも、一生は一日しかないからのんびりしてる暇はない!!」とせかしているかのよう。
初めてRadioで聴いた時は、ギターサウンドが凄く印象に残る一曲だったのだが、これはLIVEでのPlayが凄く楽しみな一曲。

T2:「アゲハ」(Single曲、ONELOVE曲)
 「希望が丘〜」から間髪いれずに始まるイントロは、日は昇りつつあるけどまだ眠っている頭を一発で目覚めに変える、そう、目覚まし時計のイメージ。もちろん「朝」「目覚め」である。
Singleの時は特に感じなかったのだが、この一連の流れで聴く場合は、歌詞全体が、今日一日(いわゆる一生)に対する希望というか、望みというか、一生は一度しかないんだから、それだったら幸せに生きたい、後悔なんかしていられない!!という思いが伝わってきた。

T3:「Lay Now」(新曲、英語曲)
 基本的に、英語苦手なんで良く分からないんだけど…イメージとしては「朝」「出かける準備」というところじゃなかろうか?
女性にとって、朝のお化粧タイムは、いわゆる出陣前の儀式の一つのようなものだ、って話を聴いたことがある。昨日がどんな一日だったかはつゆしらず、今日という日は必ず来るのだから、落ち込んでいては始まらない、鏡の前で美しくなってゆく自分をつくりあげ、戦いの舞台(外)へ出てゆく自分の心を整えてゆく…そんな感じじゃないかな、と思ったのですが?
T1,T2と元気いっぱいの曲だったけど、ここは少し静か目に…これも、出陣前の精神統一的な、そんな気ぃしません?

T4:「今が光る」(カップリング曲)
 いよいよ「昼」「出発」である。短い時間で、勢い、テンポのあるこの曲はまさに出発そのもの、一歩家から出てしまえばそこはもう、戦場である、暗いことなんか考えてる暇はない、先へ先へ進んでいこうという意気込み。
凄くアッパーな上に、JUMPタイミングもあるので、これは皆でJUMPタイミングを申し合わせて(笑)飛びまわりたい一曲です、短いから疲れもでないだろうし(笑)

T5:「Darlin' My Home」(新曲)
 関西COSfanにはもうすっかりおなじみの一曲がここに入ってきた。
…最初、この曲だけどうしても「一日の流れ」にのせられなかったのだが、聴いているうちにこの一曲は「昼」「大切な人に会いに行く途中」だと思うようになってきた。
まぁ、イメージとしては電車の中とか、タクシーでもなんでもいいや、要は、一人になれて、落ち着ける時間。ちょっと朝は忙しかったけど、大切な人に会う前だし、落ち着かなくちゃ的な…でも、心臓はバクバクしっぱなし(笑)
もちろん、単品の曲で聴くと、故郷を思い起こさせる珠玉のナンバー、になるのだが、あえてAlbumの流れを考えると、そんな気持ちになるんじゃないかな?

T6:「恋の海」(新曲)
 言うまでもなかろうが、「午後」「大切な人と出会う」のイメージ。Fukkoのど直球な「愛」「恋」という単語に思う気持ちが込められている。そして、異性でありながら何故か輪駆の志向とかぶるのはいつもながら思うけど何故なんだろう…
“私の周りに〜”の2節は、どちらもウンウン、って感じ。
大切な人と会って…ちょっとまったりした瞬間を上手に歌ってます、ハイ。

T7:「夢乗りRIDERS」(Single曲、ONEDAY曲)
 ちょっとまったりとお茶でもして、心も落ち着いたし…「午後」「どっか出かけるか?」的な一曲。
Single版で気になっていた録音レベルの微妙さも修正されている為、イントロのバイク音からしっかりと乗ることが出来る!!元々元気たっぷりのナンバーなので、ここは思いっきり乗っていってもらいたい。
別にバイクじゃなくっても、海が太陽光に反射して、キラキラと光っているような日に、Volumeを限界まで上げて聴くのがオススメです。(但し、スピードの出しすぎには注意♪)

T8:「粉雪の気持ち」(カップリング曲)
 「夕方」「目的地」というのかな?二人でどこかに行って、その場所で二人ゆっくり過ごすような。曲では雪山のコテージになっているが、別に場所はどこだっていいさ。
二人っきりの時間、人目をはばかる必要もないのだが、なんだか照れくさくってちょっと遠慮しながら一緒に過ごす時間。それでも、大切な人と一緒に過ごせる、嬉しくてたまらない時間。
こういう恋愛が出来るっていうのは、凄く幸せなことなんだけど、こういうことをさらりと歌っちゃうCOSの着眼点には脱帽。前にもどっかで書いたけど「あったかいづくし」っていう表現が凄くいいんです♪

T9:「Hello Hello〜Another star〜」(新曲、ONELIFE曲)
 「夕暮れ〜夜」まさにPVどおりかもしれないけど…いや、だからこそのPVなのか(笑)
一日も終わりが近づいて、二人だけで夜空なんか眺めながら過ごしちゃって…
この一生で一番大切な人は勿論今、隣にいる人だけど、私以外の数多くの一生を送っている人、その全て、全員にこの夜空は与えられてるわけで、誰だって一生を楽しく、素晴らしく過ごすことが出来るんだ、って、そういう感じ。
しかしこの曲、久々に「COSってホント凄い!!」って思わせてくれた一曲です。
詩もそうだし、曲もそうだし、歌もそうだし…COSのほとんど、全てが凝縮された一曲、いくら好きなアーティストとはいえ、そんな曲に出会えるってことはそう滅多にないわけで、さすがONELOVE〜から繋がる締めの一作だけあります。

まぁ、歌ってることが少し難しいので、万人には理解できないかもだけど…
少なくとも輪駆の心にはど直球(笑)
あと、最後の“...peace”には秘密が…!?
(詳しくは2/10のAM9時代に、かな?)

T10:リンネテンセイ(新曲)
 締めとなるこの曲は「深夜」「そして…」という具合。
現代社会において、決して鳴り止むことのない都会の雑踏。
そして、ひとたび人里を離れれば聴こえてくる自然たちの雑踏。
一日(一生)を終え、まどろみの中聴こえてくるのは、太古から繰り返されてきた音の輪廻転生であり、生き物の輪廻転生。
生まれ変わっても一緒に、っていう歌は数多くあるけど、ともすれば埋没してしまいそうなこのテーマをケースヶ独自の世界観と音を持って上手に表現してるなぁ、とおもう。
最終的には自然たちの雑踏でこの曲が終わるのだが、勘のいい人ならここから再び「希望が丘〜」に繋がるのに気付いているだろう。
まさしく、Albumの流れとしての「リンネテンセイ」をやり上げてしまった。
一日が一生だと思って生きることはとても大切なことだけど、本当に一日が一生な訳じゃない、もちろん明日という日はくるし、明日に希望を繋ぐ生き方だってある。一日が一生だとしても、なにも迷う必要はないんだ、できることを今は一生懸命やっていくことが大切なんだ。
それを輪廻転生という言葉を使って、教えてくれているような、
そんな気がしたのです。




と、ここで「ONELOVE,ONEDAY,ONELIFE」は幕を閉じるのですが(というより、永久ループする)、後二曲、BonusTRとして「クジラ」「FULLMOONPRAYER」のアンプラグドVer.がありますね。それも簡単に。

T11:「クジラ」(unplugged Ver.)
 正直な話です、輪駆的には「クジラ」は電子音バリバリの原曲の方が好きですね。まぁ、だからといってこの「クジラ」が悪いわけじゃないいし、まったく別物の曲としてみるのであれば、この曲もありなんですけどね。
でも、多くのCOSfanから愛され、BESTにも入ってきそうな勢いのこの曲を、ここで収録するって言うのは…COSのB面曲には、ホント名曲が多い(Angle、ふるさとは心の中に、ドア等)っていうのを証明していますね。

T12:FULL MOON PRAYER(unplugged Ver.)
 FMPに関しては、このVer.アリです!!
満月の良く見える空気の澄んだ晩に、モンゴルを思わせるような草原、焚き火を囲んだ三人が楽器を持ち寄って、Fukkoがそれに合わせて歌い、踊る…
そんな風景が容易に浮かんでくる曲に仕上がってます。
COSメンバーも「元祖(原点)」と呼んで愛し続けているFMP、まだまだこれからも進化してゆくFMPを我々に聴かせてくれるんでしょうね。
posted by 輪駆 at 12:11| Comment(2) | TrackBack(3) | COS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この場をお借りして(勝手に)いつもトラバしてくれるりんくさんや聖哉さん、これからトラバしてくる方、ごめんなさい、俺トラバの仕方が分からんので勉強しときます(泣)本当にごめんなさいm(_ _)m
ここからコメント♪そうですか〜りんくさんは「一日」と感じられたんですね♪やはり人それぞれの聞き取り方、感性の違い、想像のパターンの違い…見てて楽しいです♪「あぁそうゆう感じする♪」って思ってしまいますし♪
なにがうれしいってケースケさんが結構前にでてませんか?今回のアルバム♪
Posted by JING at 2006年01月29日 21:44
トラックバックは…Blogによるけど、PCからしか出来なかったり、携帯でも出来たりと色々ですからね、詳しくはJINGさんのBlogのヘルプを熟読してください(何の答えにもなってないし)
それはそうとコメントありがとうございます。
捉え方も…コレに限った話ではないんですけど、私的には一番つじつまがあうかなぁ、と思いましてね、「一日一生」っていいかたしてるくらいやし。
セルフプロデュース色が強い場合は、やはりケースヶの独壇場ですからね(笑)、ってか、KeyだけじゃなくってPianoまで手を広げてかなりいい感じですよね♪
マイコン兄弟のプロフでは、立場が危うく…(!?)なんて書いてあったけど、そういやFukkoが単品ゲストで出た時って、ルイルイの話ばっかしてるもんなぁ…ううむ。
Posted by 輪駆 at 2006年01月29日 23:33
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COSニューアルバム!
Excerpt: ようやくGetしましたぜ。ニューアルバムのタイトルは「ONE LOVE,ONE
Weblog: Future Express
Tracked: 2006-01-28 21:34

「ONE LOVE,ONE DAY,ONE LIFE! 」アルバム感想 兼 推薦文(笑)
Excerpt: 1.希望ヶ丘の風 アタシの中では『誕生』の曲。もう何も言えないくらいカッコイイ!早くLIVEで聴きたいな♪フッコちゃんの声も、ソン君のギターも、ケースケ君の打ち込みも鍵盤も!!アルバムの1曲目にはも..
Weblog: Simple of mind
Tracked: 2006-01-30 21:21

COS、「ONE LOVE,ONE DAY,ONE LIFE!」の曲ごとの感想(注:パクリじゃありません(爆)
Excerpt: 宣言通りに曲の感想を書かせて貰います♪COSの三人それぞれの感想も今度書きます!それでは始まり始まり〜♪ 1・希望ケ丘の風 このアルバムの魔法はこれから始まる!初陣を切るには申し分ない..
Weblog: ジャミング・ジャック・ジャンピング・ジュピター♪
Tracked: 2006-01-31 12:44
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